某大手新聞社の記事で、「ずっと空き家だった実家を処分できて、ほっとしている」というものがありました。結果、この空き家は地元の不動産会社が買い取ったようですが、一人暮らしだった親が亡くなり、10年間、空き家として放置されていたようです。10年前の亡くなった当時は3人が相続人となったようですがが、それぞれに持ち家があったため全員が実家を引き継ぐことを渋り、空き家になったようです。実家の所有名義を変更しないまま年月が過ぎるうちに相続人の一人が死亡し、相続人の妻、おい・めいを含めて7人になり、もし、もう一人の相続人が亡くなるとさらに相続人が増え、話し合いが難しくなりかねません。
その為、これから相続で実家を引き継ぐようなケースでは、なるべく早く売却等の手続きを行った方が、相続人が最少人数での話し合いとなります。時間の経過とともに相続人が増えてしまい、結果放置となる空き家は沢山存在します。